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年を取りまたは障害を持って誰かの手助けが必要になったとき、住み慣れた自分の家で、家族の助けを受けて暮らし続けたいと思うのは多くの人の願いでしょう。でも、そのために家族の生活を犠牲にしてはいけないと思うのも、これまた多くの人の願いだと思います。介護保険制度もそれ以前からも、これらの手助けを必要なひとや家族の負担を心配するひとのために在宅生活支援のサービスが生まれました。
私たちNPO法人MOMOを設立したメンバーの多くは、そんな在宅生活を支援するデイサービスやホームヘルパーや相談のための事業所のスタッフたちです。でも一生懸命在宅生活支援を続けていても利用者の半数くらいの方は、特別養護老人ホームなどの入居施設に移ってしまい、それ以後は音信不通になってしまうのです。なぜならば、当時入居施設のほとんどが、生活地域と遠く離れたところにあるのが普通でしたから。
残念に思っていた私たちは、自宅が無理でも自宅に近い町の中で、今まで受けていた支援サービスを使いながら暮らし続けることはできないのか、そんな施設を探してみました。でも探せなかったのです。なぜなら日本の福祉の法律は、特別養護老人ホームのような施設を運営する社会福祉法人を設立するには土地の寄付を前提としているからです。この日本の福祉の法律が、多くの入居施設を土地の安いところ=交通不便なにつくらせ続けてきたのです。法律がお年寄りや障害を持った人を交通不便な地域に閉じ込めたといえるのです。
私たちの結論は、ないものは自分たちでつくってしまおうということでした。働きながら一人一人蓄えた資金をもとに、NPO法人MOMOを設立し、周囲の人に新しい福祉施設を創りたいと声をかけさらに資金を集め、自分や自分の家族が使いたくなるような施設を創りました。2000年4月、介護保険制度開始と同じ時期に、今までの在宅サービスを使いながら家族のような手助けを受けながら共同で暮らす家、「もう一つの家」サービスハウスポポロです。
私たちは介護度や家族の有無や年齢という制度にしばられた施設ではなく、「手助けを受けて暮らしたい」という声に応えたいと考え、運営法人を自由度の高いNPO法人にしました。今ではNPO法人約100人のうち約7割は、MOMOの各施設で働くスタッフたちです。株式会社でいえば、7割の社員の持ち株会社で、自分たちが経営する施設で自分たちで働いているのです。これが「自分や自分の家族が使いたい施設を運営する」基本になっています。
ポポロとは、ピープル(人々)のイタリア語です。人々が自分らしく暮らし続けることのできる「もう一つの家」にこれからもこだわっていきます。

| 法人名称 | 特定非営利活動法人 MOMO |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県厚木市厚木町3-3 ポポロ本厚木内 |
| 連絡先 | 電話:046-297-0780 FAX:046-297-0785 |
| 設立 | 2000年3月10日 |
| 代表 | 又木 京子 |
| 事業内容 | 有料老人ホーム事業 介護保険事業(ケアマネージャー(ケアプラン作成)、ホームヘルパー、デイサービス、認知症対応型グループホーム) |
| 売上高 | 約5億円 |
| 従業員 | 160人(ケアマネージャー9名、介護福祉士25名、社会福祉主事7名、看護師9名、栄養士6名) |
| 事業所一覧 | サービスハウス「ポポロ」 デイサービスやまびこ サービスハウス「ポポロ・中山」 ポポロ・本厚木 市が尾ポポロ |